ニュース 電子 作成日:2014年8月28日_記事番号:T00052392
鴻海科技集団(フォックスコン)は、同グループが合併を予定する亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)が今後提供する第4世代(4G)移動通信サービスにおいて、基地局の不足を補う「秘密兵器」として世界初となる飛行船型基地局の開発を進めており、このほど鴻海本社の屋上を使って初めて運用試験が行われた。28日付経済日報が報じた。
他の通信キャリアが相次いで4Gサービスを開始する中、亜太電信は基地局不足により出遅れているが、鴻海は出資先の台揚科技(マイクロエレクトロニクス・テクノロジー、MTI)や建漢科技(サイバータン・テクノロジー)のリソースを総動員し、飛行船や気球方式の基地局を開発、導入してネットワークのカバー範囲拡大を進める方針だ。
鴻海の飛行船型基地局は上空60メートルに浮かべ、半径1.7キロメートルをカバーできるという。同グループは今後、同基地局を台湾のみならず、世界市場で展開する方針だ。
なお亜太電信は10月に国家通信伝播委員会(NCC)から4Gサービスの営業免許を取得し、年末か来年初めにサービスを開始したいとしている。
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