ニュース 電子 作成日:2014年8月28日_記事番号:T00052397
液晶パネル大手の群創光電(イノラックス)と友達光電(AUO)は27日、テレビ、ノートパソコン、モニター用全てで供給が逼迫(ひっぱく)していると明かし、年末までこの状況が続くとの見通しを示した。28日付経済日報などが報じた。
彭AUO総経理は需要が旺盛で「保守点検する暇もない」とうれしい悲鳴を上げた(27日=中央社)
イノラックスの王志超総経理は、ノートPC用パネルが需要に対し供給不足が2割に達し、モニター用も品不足と説明。中国の国慶節(建国記念日、10月1日)連休や欧米のクリスマスシーズンに向けた在庫積み増しが始まり、テレビ用は40、50、58、65、75、85インチで供給が需要に追い付いておらず、現在フル稼働で対応している。受注見通しは10月まで立っており、「手持ち在庫が全くない」と話した。
一方、AUOの彭双浪(ポール・ポン)総経理は、ノートPC用が非常に不足している他、モニター用も逼迫していると述べた。テレビ用は32、42、50、55、65、75、85インチで供給が追い付いておらず、12月まで受注見通しが立っている。同社は50インチ以上のテレビパネル出荷が3割と他社よりも高い割合だが、逼迫具合も他社を上回る。
彭総経理は、パネル需要は第3四半期がピークだが、第4四半期の見通しも悪くないと話した。
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