ニュース その他分野 作成日:2014年8月29日_記事番号:T00052409
行政院主計総処が28日発表した国富統計によると、2012年末の国富(資産から負債を差し引いた台湾全体の正味資産)は197兆5,000億台湾元(約680兆円)で前年比5.6%増加し、固定資本減耗を差し引いた1人当たり国富は同5.2%増の665万元で過去最高となった。29日付工商時報などが報じた。
主計総処は、土地公告現値(路線価に相当)上昇など不動産の資産価値上昇が増加の主因であり、富裕層から新生児まで含めた1人当たり平均のため、国富が増えても実感がない人が多いと指摘した。
統計によると、家計資産(純資産)は87兆6,000億元で不動産が38.5%を占めた。1世帯当たり家計資産は1,090万元で前年比6%増え、過去3年で最高だった。一方、住宅価格と住宅ローンの上昇を受け、家計の金融負債残高は4.6%増の13兆4,000億元で過去最高、1世帯当たり164万元で5万元増えた。
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