ニュース 金融 作成日:2014年8月29日_記事番号:T00052411
中央銀行は9月1日から台湾版の「人民元基準値」となる米ドル/人民元のスポット為替レートと人民元の銀行間取引金利の発表を開始する。
台北外国為替市場発展基金会が管理機構となり、レートと金利の算出はトムソン・ロイターに委託する。
29日付蘋果日報によると、為替レートについては午前11時15分に発表される。銀行間取引金利については、銀行15行から提示された金利に基づき、無担保コール翌日物(オーバーナイト物)、1週間物、2週間物、1カ月物、2カ月物、3カ月物、6カ月物、1年物の8種類が算定され、同様に午前11時15分に発表される。
台湾の人民元預金残高が2,900億人民元(約4兆9,000億円)を超える中、香港に次ぐオフショア人民元市場を目指すためには、香港オフショア人民元(CNH)と同様に独自のレート、金利算定が必要と判断した。今後為替市場では、中国国内、香港、台湾の人民元為替レートがそれぞれ発表されることになる。
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