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経国七海文化園区19年完成へ、図書館・旧居一般開放へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年8月29日_記事番号:T00052416

経国七海文化園区19年完成へ、図書館・旧居一般開放へ

 台北市は28日、蒋介石元総統の長男、蒋経国元総統を記念した「蒋経国図書館」を着工した。蒋経国元総統がかつて暮らし、台北市の古跡にも指定されている「七海寓所」(台北市中山区)近くに建設し、一帯を「経国七海文化園区」(3.98ヘクタール)として整備し、一般開放する計画だ。新たな観光スポットとして注目を集める経国七海文化園区は2019年完成予定で、総投資額は5億台湾元(約17億円)以上。29日付聯合報などが報じた。


蒋経国元総統の英語秘書を務めていた馬英九総統は、七海寓所を訪れたこともあり当時を懐かしんだ(28日=中央社)

 蒋経国図書館は地上3階建てで、博物館、関連物の貯蔵、研究施設としての役割を担う。

 一方、七海寓所は台湾で唯一現存する蒋経国元総統の旧居で、鉄筋コンクリート建築の2階建て。庭を含めた敷地面積は2,375坪。69年から死去する88年までの19年間、蒋方良夫人と生活していた。漏水や虫食いなどで老朽化しており、7月に修復工事を完成させたばかり。08年に初めて一般開放された際には1,000人以上の見学者が訪れた。