ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2014年8月29日_記事番号:T00052418
義聯集団(Eユナイテッド・グループ)傘下でステンレス最大手の燁聯鋼鉄(YUSCOステンレス・スチール)が100%出資している聯衆(広州)不銹鋼は、中国の鉄鋼5位、鞍山鋼鉄集団(アンスチール)から6割、150億台湾元(約520億円)以上の出資受け入れについて交渉中だ。交渉がまとまった場合、中台の鉄鋼業界で過去最大の合弁となる。29日付経済日報が報じた。
聯衆(広州)不銹鋼の投資額は7億9,000万米ドル。ステンレス年産能力は200万トンで中国3位だ。昨年の生産量は150万トン、売上高は1,000億元だった。
YUSCO主管は、鞍鋼集団は中国で最近製鋼所の認可取得が困難なことから、買収を通じてステンレス不足を補う考えだと説明した。
関係者によると、世界のステンレス市場はニッケル価格下落に苦しんでおり、聯衆(広州)不銹鋼は2006年の稼働後、09年に7億人民元(約120億円)の利益を出したのみで赤字が続いている。
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