ニュース 食品 作成日:2014年8月29日_記事番号:T00052420
肉加工製品大手の黒橋牌企業(ブラック・ブリッジ・フード)が製造したカジキの乾燥加工品から香港で水銀が基準値の7倍(3.5ppm)の濃度で検出され、台湾衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は28日、台南市衛生局と共同で同社工場の立ち入り検査を行い、原料のカジキのサンプルを採取した。29日付自由時報が報じた。
問題となった製品は170グラム入りで、消費期限は今年12月30日と記されていた(香港食物安全センターリリースより)
同社は台湾と香港でカジキ製品を店頭から撤去する措置を取り、サンプルの検査を第三者機関に依頼した。1週間で結果が出る見通しだ。また、保管中のカジキ原料肉810トンの使用を取りやめ、カジキを使った商品の生産を停止した。
問題の商品は昨年11月の検査では水銀が全く検出されず、台湾の食品基準を満たしていた。同社のカジキ製品を購入した消費者は、台湾全土の同社直営店で返品または同じ価格の商品と交換が受けられる。
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