ニュース 家電 作成日:2014年8月29日_記事番号:T00052421
科技部から「3D(3次元)プリント科学技術発展計画」についての報告を受けた江宜樺行政院長は28日、2018年までに材料、重要部品からソフトウエアまで自前の産業チェーンを育成し、世界の3Dプリンター生産能力シェア30%を台湾が握ることを目標とすると表明した。その上で蔡玉玲政務委員に対し、同委員が指揮官となって各部会(省庁)による3Dプリント産業戦略プランの作成を主導するよう指示した。29日付経済日報が報じた。
科技部は3Dプリンターで作成したチタン金属製の多層球を披露し、台湾の部品技術の高さを伝えた(28日=中央社)
林一平・科技部次長は、3Dプリント技術は海外に流出した製造業を再び呼び戻す効果を秘めており、過去に製造の海外移転を経験した米国、ドイツ、韓国といった国家が同技術の開発に積極的に取り組んでいると指摘。さらに3Dプリント技術は世界的な産業地図に変動を促すと予想され、台湾も早期に参入する必要があると語った。
また科技部の馮展華・工程技術研究発展司長は、台湾は多くの中小企業が協力して製造を行う産業形態となっているため、少量で多様なカスタマイズ生産が重視される3Dプリント時代において、その柔軟性が生かされるとの見方を示した。
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