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今年の4Kテレビ浸透率、6.8%に下方修正【表】


ニュース 家電 作成日:2014年9月1日_記事番号:T00052445

今年の4Kテレビ浸透率、6.8%に下方修正【表】

 市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーはこのほど、今年通年の超高解像度4K2Kテレビの市場浸透率を従来予測の7%から6.8%に引き下げた。中国6大テレビメーカー、および台湾の液晶パネルメーカー、群創光電(イノラックス)と友達光電(AUO)が4K製品に注力するものの、フルハイビジョン(FHD)製品との価格差を詰められずにいるためだ。今年通年の4Kテレビ出荷台数は1,300万台と予測している。30日付蘋果日報が報じた。

 なお、4Kテレビの浸透率は第1四半期が2.9%、第2四半期は4.8%だった。

 劉陳宏同社協理は、上半期は中国市場でのテレビの売れ行きが予測を下回っており、各社が出荷計画を調整していると説明。中国市場では通年の浸透率は13~14%へと、従来の15~16%から下方修正した。

 一方、液晶パネル市場では、韓国のサムスンディスプレイ、LGディスプレイ(LGD)の4Kパネル出荷枚数、浸透率が上昇中だ。比較的低価格のRGBW方式パネルを投入したことが主因で、イノラックス、AUOのシェアを侵食している。なお、液晶パネル市場における4Kパネル浸透率は8~9%、出荷枚数は2,000万枚前後の見通しだ。