ニュース 電子 作成日:2014年9月1日_記事番号:T00052446
鴻海科技集団(フォックスコン)が合併を予定する通信キャリア、亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)の呂芳銘董事長は29日、同社の第4世代移動通信(4G)サービス開始時期について「現時点で来年第1四半期を予定しているが、できれば年末に前倒ししたい」との考えを示した。30日付工商時報が報じた。

呂董事長(前左)は4G市場の競争を肯定的に捉え、株主とユーザーに最大の利益を確保すると強調した(29日=中央社)
呂董事長と鴻海の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長はこれまで4Gサービスについて「急ぎ過ぎて失敗することのないようにしたい」と語っていたが、市場でのユーザー獲得競争が加熱する中、今回改めてできるだけ早く開始したいとの意向を示した形だ。
ただ呂董事長はサービス開始の前提として「十分なカバー率と通信容量を確保できなければ、多くのユーザーを受け入れられない」と語り、今後250台の基地局設置を進める必要があると強調した。
なお、亜太電信は同日、臨時株主総会を開催し、鴻海傘下で4Gの事業免許を持つ国碁電子(アンビット・マイクロシズテムズ)との合併について、暫定的に合併基準日を来年6月30日までとすることを決議した。
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