ニュース 電子 作成日:2014年9月1日_記事番号:T00052452
発光ダイオード(LED)最大手、晶元光電(エピスター)は29日の業績説明会で、バックライト製品の顧客から突然発注が取り消され、この第3四半期は生産ラインのフル稼働を予測していたものの見通しが外れたと明らかにした。30日付蘋果日報がなど報じた。
張世賢財務長は、バックライト用と照明用の需要が予想以上に強かった上半期、顧客側は下半期の調達不足への懸念から生産ラインの重複予約を行っていたと背景を説明した。そうした中、一部テレビ機種の需要が軟調に転じたことを受けて発注が取り消されてしまい、急な事態への対応が間に合わなかったため衝撃は免れ得ないと述べた。
これに関連して、市場調査会社、LEDインサイドの儲于超協理は、第3四半期のLEDの全体需要が事前予測ほど強くなかったとして、台湾業者の生産ラインに空きが生じたとしても、中国業者は受注価格引き下げによってフル稼働を維持するとの見方を示した。
一方、証券会社は、先日発表された米クリーと隆達電子(レクスター・エレクトロニクス)との資本提携について、クリーはエピスターの顧客だが、今後青色LEDチップはレクスターから供給を受けるため、エピスターは受注を減らすと指摘した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722