ニュース 電子 作成日:2014年9月1日_記事番号:T00052453
液晶パネルバックライトモジュール(BLM)大手、瑞儀光電(ラディアント・オプトエレクトロニクス)は、生産能力拡充のため、今年の設備投資額が昨年の2倍に当たる20億台湾元(約70億円)に上る見通しだ。ここ3年で最も多い。30日付工商時報が報じた。

ラディアントによると、設備投資の3分の1を小型モジュール生産ラインの射出成形機、自動組立機購入に、3分の2をテレビ用モジュールの生産能力拡充、設備更新に充てる。
同社はここ3年、タブレット端末の成長に支えられてきたが、同市場の低迷により、スマートフォン市場に参入。アップルのiPadへの出荷実績が認められ、今年初めてiPhoneのサプライチェーン入りしたとの観測が浮上している。ラディアントはスマホ用BLMは第4四半期に量産・出荷し、年末に月産能力が300万枚に拡大するとの見通しを示した。来年も受注状況に応じて生産能力拡充を図る予定だ。
一方、中国の小米科技(小米、シャオミ)からスマートテレビ「小米電視」向けを独占受注。BLMの供給にとどまらず、液晶パネルモジュール(LCM)として出荷している。液晶テレビ向けの7月出荷は11万6,000枚と前月比53%増だった。
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