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モデルら暴行の李宗瑞被告、二審は有期最長の懲役30年


ニュース 社会 作成日:2014年9月2日_記事番号:T00052458

モデルら暴行の李宗瑞被告、二審は有期最長の懲役30年

 芸能人やモデルを含む多数の女性に睡眠薬を飲ませて暴行した李宗瑞被告に対し、二審の台湾高等法院は2日、有期刑の最高である懲役30年と、被害女性17人に賠償計2,745万台湾元(約9,600万円)の支払いを命じる判決を下した。中央社電が報じた。


裁判所内を連行される李被告。検察側は全く反省の色を見せていないと指弾している(2日=中央社)

 李被告は2009年以降、台北市内のナイトクラブなどで知り合った女性34人に睡眠薬を飲ませて暴行を加え、その模様をビデオカメラで撮影して加重強制性交罪などに問われている。判決で裁判所側は、本来懲役79年7月を下されるべきだが、有期の上限規定により30年の判決となったと説明した。

 李被告は一審では抵抗できない相手に性的暴行を加えた乗機性交罪9件で18年6月、性的暴行の模様を撮影した秘密妨害罪15件で3年10月などの懲役判決、および賠償金1,425万元の判決を受けており、二審で刑がより重くなった。