ニュース 金融 作成日:2014年9月2日_記事番号:T00052460
金融持ち株会社大手、中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)がこのほど、生保子会社の中国信託人寿(CTBCライフ)が中国農業銀行系の生保、農銀人寿保険の株式19.99%を17億1,000万人民元(約290億円)で取得すると発表したことに関連し、金融監督管理委員会(金管会)の曽銘宗主任委員は1日、当面投資申請は受理しないと説明した。
中信金は今年3月、上海市の企業を実質的に経営支配する関係にありながら、事実関係を隠してきたとして金管会から1年間の対中投資禁止処分を受けている。
曽主任委員は「投資申請は受理しないが、予備審査には協力する。認可日は(処分期限が切れる)3月11日以降でなければならない」と説明した。
金管会が処分期間内に予備審査に応じるのは異例のことで、金融機関のアジア進出を支援する政策的意図に沿って、中信金側に配慮したものと受け止められている。
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