ニュース 金融 作成日:2014年9月2日_記事番号:T00052462
中央銀行は9月1日から台湾版の「人民元基準値」となる米ドル/人民元のスポット為替レートと人民元の銀行間取引金利の発表を開始した。オフショア人民元の基準値発表は香港に続き2例目で、台湾がオフショア人民元市場として発展していく上で大きな前進となった。
2日付経済日報によると、初日のスポット為替レートは1米ドル=6.1473人民元で、香港オフショア人民元市場と同水準に決定した。ただ、銀行間取引金利は台湾で人民元調達コストが割高なことを反映し、香港を上回る水準となった。
市場関係者は「市民がより高金利で人民元を預金したい場合は台湾が有利だが、企業が人民元資金を借り入れたり、人民元建てで起債する場合には、香港の方が金利負担が軽い」と指摘した。
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