ニュース 電子 作成日:2014年9月2日_記事番号:T00052473
アップルがこのほどメディア各社に対し、現地時間今月9日に米カリフォルニア州で開催するイベントの招待状を送付したことを受け、業界ではスマートフォン新製品「iPhone6」に加え、腕時計型ウエアラブル(装着型)端末「iWatch」も発表されるとの観測が出ているが、2日付電子時報がサプライチェーンの情報を基に伝えたところによると、iWatchは依然、開発の前段階に当たるエンジニアリング検証テスト(EVT)段階または設計検証テスト(DVT)段階にあり、今後設計が変更される余地が大きいため、今回発表される可能性は極めて低いとみられる。
iWatchが依然、開発の前段階にある原因として業界関係者は2通り考えられると指摘。一つは、製品設計が完全に確定しておらず、特に重要部品で変更の可能性が高いこと、もう一つは製品設計が複雑、先進的過ぎて生産に入れないとの見方を挙げた。
なお一部部品メーカーがiWatch向け部品の生産テストを行い、現在アップルからの大量発注を待っている状態だと明かしたが、現時点で発注がいつになるかは未定だという。こういった情報から、同製品が年内に発売される可能性はほとんどないとみられる。
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