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8月バイク販売減少、SYM6割落ち込みで【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2014年9月2日_記事番号:T00052474

8月バイク販売減少、SYM6割落ち込みで【表】

 8月のバイク新車登録台数は5万5,511台と、需要期ながらも前年同月比3.4%減少した。3位の三陽工業(SYM)が4,973台と61.5%減らしたことが全体の足を引っ張った。SYMのシェアは9%と1桁台に下落、ここ数年で最低となった。2日付工商時報が報じた。

 首位の光陽工業(KYMCO)は前年同月比5.2%増の2万4,855台で、シェアは44.8%を獲得。2位の台湾山葉機車工業(ヤマハモーター台湾)は20.1%増の1万8,930台で、シェアは34.1%だった。

 SYMは大幅減について、業績を良く見せかけるため実際の販売前に新車登録する「新古車」の慣習を、張宏嘉・新董事長が取りやめたためと説明した。新古車は製販バランスを崩す他、在庫消化に追われるディーラーの利益を圧迫していたと指摘。数カ月の販売減覚悟で長期的に健全な販売体系を構築する考えだ。

 業界関係者は、9月は需要期の中でも需要が最も強く、各社とも新型車の販売を予定しているため、同月のバイク新車登録台数は8万台を上回る可能性があると指摘した。