ニュース 自動車・二輪車 作成日:2014年9月2日_記事番号:T00052474
8月のバイク新車登録台数は5万5,511台と、需要期ながらも前年同月比3.4%減少した。3位の三陽工業(SYM)が4,973台と61.5%減らしたことが全体の足を引っ張った。SYMのシェアは9%と1桁台に下落、ここ数年で最低となった。2日付工商時報が報じた。
首位の光陽工業(KYMCO)は前年同月比5.2%増の2万4,855台で、シェアは44.8%を獲得。2位の台湾山葉機車工業(ヤマハモーター台湾)は20.1%増の1万8,930台で、シェアは34.1%だった。
SYMは大幅減について、業績を良く見せかけるため実際の販売前に新車登録する「新古車」の慣習を、張宏嘉・新董事長が取りやめたためと説明した。新古車は製販バランスを崩す他、在庫消化に追われるディーラーの利益を圧迫していたと指摘。数カ月の販売減覚悟で長期的に健全な販売体系を構築する考えだ。
業界関係者は、9月は需要期の中でも需要が最も強く、各社とも新型車の販売を予定しているため、同月のバイク新車登録台数は8万台を上回る可能性があると指摘した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722