国泰建設（キャセイ・リアルエステート）傘下のホテル運営会社、国泰商旅（キャセイ・ホスピタリティー・マネジメント）は２日、同社が展開するホテルブランド「ホテル コッツィ（和逸）」にとって３軒目となる台南西門館を今年末に、さらに高雄中山館を来年５月にオープンさせると表明した。これに合わせて同社は10月から南部で500人を超える従業員の募集を行う予定だ。３日付経済日報が報じた。
なお台南西門館は客室数222室、レストラン、会議室２室を備える計画だ。
コッツィブランドは現在、台北市に２軒（台北民生館・台北忠孝館）を展開しているが、今後は台南西門館、高雄中山館の他、▽台北駅▽台北東区商圏▽嘉義▽台中──の４カ所に新店舗を開業する計画を進めており、2018年までに８軒まで拡大する見通しだ。
さらに国泰商旅の荘琬華総経理は、花蓮・台東エリアにもコッツィの拠点を設置する可能性があると語ったが「このエリアは需要期と非需要期がはっきりと分かれており、慎重に検討する必要がある」と加えた。
