ニュース 金融 作成日:2014年9月3日_記事番号:T00052492
金融監督管理委員会(金管会)保険局は2日、金管会の同意を得れば、保険業の海外投資の合計額を純資産の40%までとする現行規制を超えた投資を認めることを盛り込んだ規則改正案を発表した。保険業界によるアジア地域を中心とした海外進出を後押しする狙いがある。
また、保険業が海外の銀行を買収する場合の条件として、▽最近3年間のリスクベース自己資本比率(RBC)が平均250%以上▽最近1期の純資産が総資産に占める割合が6%に達している——のいずれかを満たす必要があるとの新条文を盛り込んだ。同時に銀行を管理する専門能力を備えていることを示す証明書類の提出も求めた。銀行をグループ内に持つ主要保険会社はこれら条件を現時点で満たしている。
3日付工商時報によると、消息筋は年内にも金管会が保険業の海外買収に絡むRBC規制を緩和する見通しだと語った。一連の措置で、保険業界は十分な海外買収資金を確保することにつながる。
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