ニュース 運輸 作成日:2014年9月3日_記事番号:T00052493
中華航空(チャイナエアライン)の客室乗務員約100人が2日、過酷な勤務環境を強いられているとして、地元労働団体と共に桃園県政府で抗議活動を行った。3日付蘋果日報が伝えた。
中国、日本、香港便では客室乗務員1人で乗客40〜50人の対応を迫られていたという(2日=中央社)
乗務員らは、桃園空港を離着陸する深夜便の4割を中華航空が占めている上、中国、日本、香港便で乗務員の数を削減され、「持ちこたえられないほど疲労している」「サービスの質にも影響を与え、安全性も懸念される」などと訴えた。
乗務員らはまた、桃園地方法院検察署に会社側を告訴した。
乗務員によると、中華航空にはボーイング747型旅客機の場合、民用航空法が定める乗務員数(12人)を3~7人上回る乗務員を乗務させる内部規定があるが、繁忙期には13~14人しか乗務していないことも多いという。
これに対し会社側は、「労働力の補充を続けているほか、休暇も労働契約を満たしている。労使交渉の席に戻って主張をしてもらいたい」と呼び掛けた。
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