ニュース 食品 作成日:2014年9月3日_記事番号:T00052496
食品最大手、統一企業(ユニプレジデント)集団は先月、中国で高単価カップ麺「革麺」を発売した。牛肉麺など多種類あり、販売価格は5.5人民元(約94円)。中国市場の価格競争から離脱し、ブランド強化、高付加価値商品の開発にまい進する。3日付工商時報が報じた。
羅智先(アレックス・ルオ)董事長は、昨年から即席麺の競争が激化し、おまけに付けたソーセージがライバルの康師傅控股と合計で40億本に上り、統一企業の即席麺事業は赤字に陥ったと指摘。これをきっかけに戦略を変更したと説明した。
中国事業持ち株会社、統一企業中国控股(ユニ・プレジデント・チャイナ・ホールディングス)の上半期利益は3億5,000万人民元で前年同期比38.2%減。カップ麺事業は累積赤字1億1,600万人民元。
統一企業は4月に中国で、果汁飲料「海之言」を4人民元で発売し、値下げしない戦略を初めて採用した。4月に100万ケースが売れ、発売1カ月目として中国進出22年で最高を記録。売上高は毎月増え、7月は300万ケース売れた。
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