ニュース 電子 作成日:2014年9月3日_記事番号:T00052499
EMS(電子機器受託生産サービス)最大手の鴻海精密工業は2日、電子署名(デジタル署名)認証技術を主要業務とする台湾のベンチャー企業、AirSigの株式10%を200万米ドルで取得し、董事1人を派遣することとなった。3日付工商時報が報じた。
AirSigは6月設立。携帯電話をペン代わりに空中で行ったサインを、本人の筆跡か自動的に認証できる技術を開発している。これにより本人確認が容易になるため、将来モバイル端末、電子決済、モノのインターネット(IoT)などの分野で採用される見通しだ。
AirSigは、ユーザーが携帯電話で空中に「mail」と書けば、パスワードや指紋認証なしで本人確認をしてメールを開く技術を開発していると説明した。他に「open」でドアを開けたり、「TV」でテレビを付けたり、「pay」で支払いをしたりと、1つのジェスチャーで本人確認と指示を同時に行うことができるのが特徴だと指摘した。
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