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台湾の半導体設備購入額、5年連続世界首位=SEMI予測【表】


ニュース 電子 作成日:2014年9月3日_記事番号:T00052503

台湾の半導体設備購入額、5年連続世界首位=SEMI予測【表】

 SEMI(国際半導体製造装置材料協会)はこのほど、2014年の台湾の半導体製造設備の購入額が115億7,000万米ドル(前年比9.5%増)に上るとの予測を示した。国・地域別では10年から5年連続で首位になる見通しだ。15年は前年比6%増の122億7,000万米ドルを見込む。3日付工商時報が報じた。

 一方、世界全体の製造設備購入額は、▽14年、384億4,000万米ドル(前年比20.8%増)▽15年、425億9,000万米ドル(10.8%増)──と予測。曹世綸・SEMI台湾地区総裁は、モバイル端末やモノのインターネット(IoT)の需要が急激に高まっており、ファウンドリーやパッケージング・テスティング(封止・検査)工場の先進プロセスへの設備投資が拡大していると指摘した。

 なお、台湾の今年の半導体材料購入額は96億米ドルと予測。日本を抜いた11年から4年連続で首位になる見通しだ。来年は生産拡大に伴い、100億米ドル突破も見えてきた。