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CSCの8月出荷、ほぼ予想通りに


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2014年9月4日_記事番号:T00052520

CSCの8月出荷、ほぼ予想通りに

 鉄鋼最大手、中国鋼鉄(CSC)と傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)の熱延製品と棒線を合わせた8月出荷量は111万3,000トンとなり、7月実績の111万2,000トンおよび8月目標の111万2,300万トンをわずかに上回った。4日付工商時報が報じた。

 CSCは目標を上回った理由について、8月は稼動日が31日あったこと、天候が良かったこと、台湾域内での購入奨励措置により川下顧客が積極的に調達に動いたことを挙げた。冷延、熱延、溶融亜鉛めっきコイル、電気亜鉛めっきコイル、棒線、鋼板と、いずれの製品も出荷は順調だったと説明した。

 CSCの7月連結税引前利益は27億3,500万台湾元(約96億円)で、1〜7月累計では144億2,900万元。証券会社は、8月税引前利益は25億元に達し、今年の累計税引前利益は170億元に迫るとみている。