ニュース 電子 作成日:2014年9月4日_記事番号:T00052522
鴻海科技集団(フォックスコン)の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は、8月30日に山東省菏沢市を訪れ、新工場建設に関する契約を結ぶ予定だったが、同市の劉国生副市長が違法行為で取り調べを受ける事態となり、契約を締結できなかったことが分かった。4日付経済日報が中国メディアの報道を引用して伝えた。
関係者によると、鴻海と菏沢市政府の交渉は既に合意に達しており、契約締結だけを残す段階だったという。鴻海は3日、菏沢新工場に関してコメントを避けた。
鴻海は傘下の富智康集団(FIHモバイル)が菏沢市に20億米ドルを投じて携帯電話部品工場を建設する予定と伝えられていた。菏沢市は主にアップルのスマートフォン、iPhoneを生産する鄭州工場(河南省)に近い地理的な利点がある。
鴻海は中国でアップル向けの生産能力が限界に達する中、菏沢工場からの部品供給を計算に入れていたとみられ、今後の生産計画に影響が予想される。
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