宏碁（エイサー）は３日、国際コンシューマ・エレクトロニクス展「ＩＦＡ2014」（９月５～10日）の開幕を控えたベルリンで記者会見を開催し、ノートパソコン、タブレット端末、スマートフォンなど新製品16種を一挙に発表した。この他、陳俊聖（ジェイソン・チェン）同社執行長は、第３四半期中に229米ドルのウィンドウズ搭載低価格ノートＰＣを投入、来年には49〜99米ドルの超低価格スマホやファッションブランドと提携したウエアラブル（装着型）端末を発売する計画を明らかにした。４日付蘋果日報が報じた。
「Aspire R 13」はコーニングのゴリラガラスとＷＱＨＤ（1,440×2,560ドット）パネルを搭載している（エイサーリリースより）
エイサーが発表した新製品は、グーグルの「クロームＯＳ」を搭載したノートＰＣ「クロームブック」４種、ノートＰＣとタブレット端末の２役をこなす変形型ノートＰＣ４種、タブレット端末３種、スマホ２種、液晶モニター３種。
このうち変形型ノートＰＣ「Aspire Switch 11」とタッチパネル搭載でディスプレイ部分が360度回転するノートＰＣ「Aspire R 13」、「Aspire R 14」は10月にも発売される見通しだ。
陳執行長は、ドイツにおける第２四半期の同社製品出荷量は前年同期の２倍に増加するなど、欧州での販売は好調で第３四半期も高成長が持続するとの見通しを示した。
