ニュース その他分野 作成日:2014年9月5日_記事番号:T00052539
中国の対台湾窓口機関、海峡両岸関係協会(海協会)の陳徳銘会長は4日、中台間の物品貿易協定の締結交渉が遅れていることについて、「ボールは大陸(中国)側ではなく、台湾側にある」と述べ、台湾側で協定締結に向けた準備作業が遅れていることに懸念を示した。5日付工商時報が伝えた。
陳会長(右)は、両岸協定監督条例が一体誰をどのように監督するのか分からないと語り、不満をにじませた(4日=中央社)
陳会長は台湾の海峡交流基金会(海基会)の林中森董事長と浙江省杭州市で会談後、記者団に対し、「中韓の自由貿易協定(FTA)締結交渉は順調で、中台物品貿易協定を中韓FTAより先に調印するのは困難だ」との認識を示した。
台湾側では中台協定の内容を監督するための「両岸協定監督条例」の制定作業が遅れているが、陳会長は「両岸協定監督条例はいまだに具体的内容が見えない。これがサービス貿易協定の発効と物品貿易協定の締結交渉に直接影響を与えている」と不満を述べた。
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