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アンドロイドスマホ、サムスンが首位奪還目指す


ニュース 電子 作成日:2014年9月5日_記事番号:T00052553

アンドロイドスマホ、サムスンが首位奪還目指す

 台湾スマートフォン市場で長きにわたりシェアトップを維持してきたサムスン電子だが、最近の月別シェアでは宏達国際電子(HTC)に首位の座を明け渡している。しかし台湾サムスン行動通訊部の杜偉昱総経理は、10月にも台湾発売予定の5.7インチの大画面新機種「ギャラクシーノート4」の販売好調を見込み、1万5,000台湾元(約5万3,000円)以上のアンドロイドOS(基本ソフト)搭載ハイエンド機種市場で首位返り咲きを狙うと表明した。5日付工商時報が報じた。


ギャラクシーノート4の専用タッチペンは紙に書いているかのようなより自然な使い心地に改良された(サムスンリリースより)

 大画面スマホの先駆けと言えるサムスンの「ギャラクシーノート」シリーズは、2011年第4四半期に発売された初代機種では世界販売台数500万台達成までに5カ月間を要したが、第2世代機種ではこれが2カ月に、第3世代機種ではさらに1カ月に短縮されるなど人気が高まっている。

 台湾でも同シリーズに対する人気は高く、杜総経理によるとこれまでの3世代合わせた今年7月末までの販売台数は130万台に達しており、今年上半期の台湾ハイエンドスマホ市場におけるサムスンのシェア1位を後押しした。

 なお台湾消費者の携帯電話買い替え周期は約2年で、サムスンは12年下半期に台湾発売された「ノート2」から「ノート4」への買い替えが期待できると見込んでいる。