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「LED需要は年末まで」=エバーライト董事長


ニュース 電子 作成日:2014年9月5日_記事番号:T00052554

「LED需要は年末まで」=エバーライト董事長

 発光ダイオード(LED)パッケージング(封止)最大手、億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)の葉寅夫董事長は4日、LED市場の見通しについて「年末まで需要旺盛」と述べ、晶元光電(エピスター)の李秉傑董事長が先日発言した「7月が今年の需要ピーク」と異なる見解を示した。5日付工商時報などが報じた。

 葉董事長は、エピスターは非需要期に入る液晶パネル用バックライト向けの割合が40%と高く、同社特有の問題だと指摘。その上で、バックライト向けは1~2カ月の在庫調整期を過ぎれば、来年の中国の春節(旧正月)商機に向け需要が回復するとの見方を示した。

 一方、エバーライトは照明、バックライト向け需要に支えられ、現在生産ラインがフル稼働で、8月の売上高は過去最高を更新し、9月も好調が続くと見通しを示した。来年の需要に向け今年11~12月に生産能力を拡充する計画だ。来年はLED照明の浸透率がさらに上昇するため、全体の需要は今年を上回ると予測した。