ニュース 電子 作成日:2014年9月5日_記事番号:T00052555
スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)は4日、世界で初めて米クアルコムの64ビット対応オクタコア(8コア)プロセッサ「スナップドラゴン615」を搭載した「デザイア820」を発表した。ミドルエンドの旗艦機種に位置付け、今月下旬に中国へ投入し、台湾では年内の発売を見込む。価格は未定。5日付蘋果日報が報じた。
デザイア820はクアルコムとの提携の下、エンジニア100人が150日かけて開発した(HTCリリースより)
デザイア820は5.5インチの高画質ディスプレイ(1,280×720ピクセル)を搭載。背面1,300万画素、前面800万画素のカメラを備える。筐体(きょうたい)は、2色成形技術を採用しデザインにも力を入れた。
デザイア820はHTCの販売をけん引している「デザイア816」の次世代機種だ。デザイア816は来年も引き続き欧州市場に投入され、製品寿命は「デザイア」シリーズとしては過去最長の1年に達する見通しだ。ただ、中国やインドでは新機種の投入ペースは3カ月となっていることから、今回デザイア820の発表に踏み切った。来年は欧州でも販売し、米国での投入も視野に入れる。
張嘉臨・グローバルマーケティング業務総経理は、デザイア820の中国投入により、同社の第4四半期の業績は大幅に成長するとの見通しを示した。
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