ニュース 電子 作成日:2014年9月5日_記事番号:T00052557
今月19日にも発売されると観測されているアップルのスマートフォン新製品「iPhone6」向け受注を獲得した海外のチップサプライヤーが今期に入り在庫の確保に全力を挙げており、さらに第4四半期もファウンドリーに大規模な生産委託を維持するとみられる中、アンドロイドOS(基本ソフト)搭載スマホを主な出荷先とする台湾のIC設計業者は第4四半期、受注が減少する懸念が浮上している。5日付電子時報が報じた。
台湾の液晶ドライバICサプライヤーによると、中国のスマホ市場では第3四半期に入り、iPhone6販売を前にした模様眺め傾向の強まりなどにより購買意欲が低下しており、多くのブランドメーカーやODM(相手先ブランドによる設計・製造)メーカーが今年下半期に予定していた新機種の量産スケジュールを延期し、部品調達意欲も低下しているという。
ただ電子時報は、現行のiPhone5sが発売された際に大きな影響を受けたアンドロイド製品はその後反撃を見せ、2013年下半期から今年上半期にかけて世界シェアを大幅に伸ばしたと指摘。iPhone6の影響がどの程度続くかについては同製品の今後の売れ行きを見守る必要があるとの認識を示した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722