ニュース 社会 作成日:2014年9月9日_記事番号:T00052562
台湾の露出マニアの間で有名なインターネットコミュニティーサイト「ビューティー・クラブ」にこのほど、若い女性が台北都市交通システム(MRT)のプラットホームや車両内で胸などを露出している画像がアップロードされたことがメディアによって報じられ、議論となっている。
「ビューティー・クラブ」は3年ほど前に開設され、現在4,000人以上のメンバーを抱える会員制サイトで、申請するだけで内容の閲覧が可能となる。ただ、特定ページに入り、他のメンバーが撮影した露出画像を見る権限を得るには、自分が撮影した画像をアップロードする必要がある。
そのビューティー・クラブに先ごろ、薄いシャツ1枚を羽織った若い女性が台北MRT新荘線の先嗇宮駅プラットホームや車両内で裸の胸を露出したり、シャツを脱ぎ捨て全裸になった画像がアップロードされた。中には乗客のいる車両内で胸や下腹部を見せているものもあった。
その後、蘋果日報の記者が同好者を装ってコンタクトを取ったところ、この画像の撮影者は「事前に何度も撮影現場を視察し、警備員の巡回ルートや監視カメラの位置を確認し、さらに乗客が少なくなる時間帯を狙って決行した」と語った。
これら画像はコミュニティ内で初めてのMRTでの撮影だったようで、「公共交通機関・露出画像コンテスト」で1位に輝き、他のメンバーから「次は台湾高速鉄路(高鉄)、飛行機、授業中の教室だ」などといった声が上がった。
こうした特殊な趣味に対し、一般市民からは「公の場での露出行為は社会に良くない影響を及ぼす」など批判的な意見が大半を占めたが、中には「秘密裏に撮影して閉じたコミュニティーで楽しむだけなら、彼らの行為を尊重すべき」という意見もあった。
一方、警察は「MRT内で裸の写真を撮ることは『社会秩序維持法』の規定に違反し、最高6,000台湾元の罰金が科せられる」とコメントした。
なおビューティー・クラブ古参メンバーの一人は、「われわれは社会に迷惑は掛けていない。撮影は必ずパートナーの同意を得て行っており、露出愛好家に法的、道徳的圧力を掛けないでほしい」と語っている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722