ニュース その他分野 作成日:2014年9月9日_記事番号:T00052564
行政院主計総処が5日発表した消費者物価指数(CPI)上昇率は2.07%で、1年半ぶりに2%台に乗った。上昇率の7割を食物類が占めた。6日付経済日報などが報じた。
食物類の上昇率は5.6%で、卵、肉類、野菜は19.39%、11.85%、11.16%と、軒並み2桁の上昇だった。野菜は、▽トウモロコシ、51.8%▽チンゲンサイ、31.17%▽白菜、30.16%▽小白菜(コマツナ類)、24.55%▽セロリ、24.30%──などが上昇率の上位を占めた。8月初旬の南部の大雨が原因だ。豚肉は17.25%で、過去6年で最大の上昇率だった。主計総処は、中元節(旧暦7月15日、今年は8月10日)の供え物で豚肉需要が増えたが、9月は価格上昇が緩和すると予測した。
これに伴い、外食費の上昇率も4.54%と、過去67カ月で最も高かった。調理済み食品は5.71%に達した。
廃油を原料としたラード(豚油)が市場に出回った問題について主計総処は、これまで食の安全問題と物価に明確な関連性は見られなかったが、外食費の上昇率に影響する可能性もあると指摘した。
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