交通部観光局幹部は５日、現在１日当たり5,000人となっている中国人観光客の受け入れ枠拡大は現時点で検討していないと述べた。また、中国人観光客の旅行代金未収問題を受け、今後は代金納付後に台湾への通行証を発給する可能性があるとした。中央社電が伝えた。
観光局業務組の陳瓊華副組長は「旅行業者からは受け入れ枠拡大を求める声があるが、台湾観光の質と受け入れ能力を考慮し、現時点で拡大は考えていない」と述べた。
このほか、中国人ツアーが安いツアー代金の代わりに買い物を強要されている現状について、陳副組長は中国側に調査と措置を求めたことを明らかにした。
