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医療用3Dプリント開発センター、亜洲大学などが設立へ


ニュース 医薬 作成日:2014年9月9日_記事番号:T00052573

医療用3Dプリント開発センター、亜洲大学などが設立へ

 亜洲大学(台中市霧峰区)と中国医薬大学附属医院(同東区)、および米ジョージア工科大学はこのほど、中国医薬大学附属医院に台湾初となる「3D(3次元)プリント医療研究開発(R&D)センター」を設置することで提携協定を締結した。同センターでは今後3年間で3億台湾元(約11億円)を投じ、まず歯科など向け医療用模型やリハビリ器材の開発を進める。将来的には幹細胞、人工臓器、再生医療などの分野に重心を移す方針だ。9日付工商時報が報じた。

 同開発センターは、亜洲大学が名誉教授として招聘(しょうへい)するジョージア工科大の王緒斌・製造研究所主任が主導する。

 中国医薬大学・医療体系の蔡長海董事長は、米国のオバマ大統領が昨年、同国製造業の新興を目指す先進製造パートナーシップ(AMP)計画の重点項目に3Dプリントを挙げた他、ドイツや韓国、中国なども近年相次いで同分野の発展を推進していることから、投資を決めたと語った。