ニュース 電子 作成日:2014年9月9日_記事番号:T00052577
華碩電脳(ASUS)はこのほど、インドのスマートフォン市場で販売好調を維持する「ZenFone 4」の画面サイズを従来の4インチから4.5インチに拡大したモデルチェンジ機種を同市場に投入した。これは中国の新興スマホブランド、小米科技(小米、シャオミ)が9月にインドで発売した同価格帯で4.7インチディスプレイの「紅米1S」や、グーグルが地場ブランド3社と提携して発売するとされる4.5インチ低価格機種「Android One」に対抗する意図があるとみられる。9日付工商時報などが報じた。
ZenFone 4は現在、インドでのスマホ販売台数ランキングで第4位に付けているが、小米がこのほど紅米1Sの価格を従来の6,999インドルピーからZenFone 4と同じ5,999インドルピー(約1万600円)に値下げした他、今月15日発表が観測されるAndroid Oneの販売価格も6,000インドルピーと見込まれ、ZenFone 4と正面から競合すると予想される。
こうした中、ASUSは4.5インチのZenFone 4を1,000ルピー引き上げにとどめた価格で投入し、競争力向上を図った形だ。
進化版EeePCをQ4発売か
この他、ASUSはかつて一大ブームを巻き起こした低価格ノートパソコン(ネットブック)「Eee PC」の進化版と位置付ける「Eee Book X205」を第4四半期に発売し、クリスマスシーズンで商機獲得を狙うと観測されている。
同製品のスペックは画面サイズ11.6インチ、インテルのクアッドコア(4コア)プロセッサ搭載、重さ980グラムでOS(基本ソフト)はウィンドウズ8.1を採用、価格は199米ドルに抑えるとみられる。
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