ニュース 電子 作成日:2014年9月9日_記事番号:T00052578
金属筐体(きょうたい)最大手、可成科技(キャッチャー・テクノロジー)はこのほど、米環境保護団体「グリーン・アメリカ」、中国の人権団体「チャイナ・レイバー・ウオッチ」から中国・宿遷工場(江蘇省)の100時間を超える超過勤務、有毒化学物質による健康被害、違法排水などの問題点を指摘された。6日付工商時報が報じた。
キャッチャーは同工場でアップル向け製品を手掛けており、「報告に盛り込まれた指摘を重視し、アップルのサプライヤーとしての行動準則を守る。指摘内容に関しては全面的に状況を把握したい」とコメントした。
これに関連し、アップルも「キャッチャーは国際安全基準をクリアしている」とし、報告内容に反論した。
一方、キャッチャーの8月売上高は過去最高の50億500万台湾元(約180億円)となり、前年同月比55.1%の大幅増収を記録した。1~8月の累計でも前年同期比26.9%増の263億1,300万元だった。
キャッチャーは大幅増収の理由について、スマートフォン、既存顧客向けの受注拡大が貢献したと説明。特に「新製品の出荷を開始した」としており、発売を控える米アップル「iPhone6」向けの大口受注が追い風になったとみられる。
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