ニュース 電子 作成日:2014年9月9日_記事番号:T00052580
マザーボード市場で世界シェア30%を占める最大手の華碩電脳(ASUS)は最近、ロー〜ハイエンドの全製品で5〜10%値下げを実施しており、同社と激しい競争を繰り広げる業界2位、技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)の出荷に打撃を与えているようだ。こうした中、ギガバイトは粗利益率確保のため値下げには追随せず、中国地方都市の販路拡大を進めることで対抗する構えだ。9日付経済日報が報じた。
昨年のマザーボード出荷はASUSが2,070万枚、ギガバイトが2,000万枚、今年上半期もASUS1,040万枚、ギガバイト1,015万枚とほぼ拮抗している。
ただ証券会社は、ASUSの値下げ戦略によりギガバイトの第3四半期出荷は従来予測の550万〜600万枚から550万枚以下へ、通年出荷も従来目標の2,150万枚から2,000万枚前後へ下方修正される可能性があると指摘した。
しかしギガバイトは、「現在のところ出荷状況は従来目標通りに推移している」と強調し、ASUSの値下げによる影響は出ていないとコメントした。
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