ニュース 電子 作成日:2014年9月9日_記事番号:T00052583
半導体製造の過程で使用される精密フィルター、ウエハーを搬出するための容器、チップを載せるトレーなどの開発・製造・販売を手掛ける米インテグリスはこのほど、新竹科学工業園区(竹科)に同社としては世界で2カ所目となる分子状汚染物質(AMC)分析実験室を設置すると発表した。顧客の半導体大手メーカーの近くでサービスを提供することが目的で、9月中に正式に運営を開始する。9日付電子時報が報じた。
インテグリスの楊陳傑・大中華区総経理は、同社1カ所目の分析実験室は米国マサチューセッツ州にあり、顧客からの要求に応えるまでに3〜4週間かかっていたが、新竹に新設することでこれを1週間に短縮でき、時間とコストの大幅な節約につながると説明した。
なおファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が台湾におけるサプライチェーン構築を積極的に進めていることを受け、インテグリスの他、半導体設備大手、米ケーエルエー・テンコールが新竹に人材育成センターを設置するなど、多くの外国企業がサービスのローカル化を強化している。
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