ニュース 金融 作成日:2014年9月10日_記事番号:T00052594
中央銀行(中銀)は9日、台湾の銀行の海外支店が台湾元のノンデリバラブル・フォワード(NDF)取引を再開することを認めると発表した。
NDFは実際に外貨の受け渡しを行わず、取引レートと決済レートの差額を米ドルなど主要通貨を使って行うリスクヘッジ手段だが、台湾ではアジア通貨危機当時の1998年から禁止されてきた。
銀行海外支店での台湾元NDF業務解禁は、彭淮南中銀総裁が先ごろ、前向きな姿勢を示していた。中銀は今後、国内の店舗でもNDF業務を解禁するかどうか検討していくことになる。
台湾資本以外の銀行は、台湾中銀による監督対象外なので、これまでも海外で台湾元NDFを取り扱ってきた。今回の解禁で、台湾の銀行も台湾元NDF業務に参入できるようになり、手数料収入の増加が期待できる。
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