ニュース 電子 作成日:2014年9月10日_記事番号:T00052606
マイクロソフト(MS)がノートパソコンのOEM(相手先ブランドによる生産)メーカーに対し、ディスプレイサイズ11.6インチ以上の製品を対象にウィンドウズ(Windows)OS(基本ソフト)のライセンス料を無料にするという観測がサプライチェーンで出ている。事実であれば宏碁(エイサー)、華碩電脳(ASUS)などブランドメーカーがさらに低価格のウィンドウズ製品を発売できるようになるとみられるが、MSは観測を肯定していない。10日付経済日報が報じた。
MSは今年4月、ディスプレイサイズ9インチ未満のタブレット端末、スマートフォンを対象にウィンドウズのライセンス料無償化を発表している。9日台北で開かれたMSの技術フォーラム「TechDays Taiwan 2014」 で、台湾MSの邵光華総経理は、9インチ未満製品に対する無償化措置がメーカーによるプラットフォームの複数対応や移行を速めたと意義を語り、「今後も市場の声に耳を傾けていきたい」と強調した。
ウィンドウズOSは依然世界のノートPC市場で8割以上のシェアを保っているが、業界では、MSはグーグルのクロームブックの勢力拡大を抑えることを目的にウィンドウズ無償化を進めるとの見方が出ている。
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