ニュース 電子 作成日:2014年9月10日_記事番号:T00052609
華碩電脳(ASUS)が9日発表した8月連結売上高は前月比4.9%増、前年同月比3.1%増の421億6,400万台湾元(約1,500億円)で今年最高となった。売上高の6割を占めるノートパソコンが、新学期シーズンを迎えてコンシューマ機種が特に中国やその他アジア太平洋地域、西欧で売れた他、ビジネス用も安定成長を見せたことで、前月比15%の出荷増となったことが貢献した。10日付工商時報などが報じた。
スマートフォンは一部機種で液晶パネルや電力増幅器(PA)など部品の供給逼迫(ひっぱく)に直面したものの、台湾やインドの強い需要を受けて出荷台数は前月同水準の100万台に迫った。これによりスマホ事業は従来見通しより1カ月早く黒字化を達成した。一方、タブレット端末は新製品発売前の空白期間で、出荷台数は減少した。
証券会社は、ASUSは9月に約5%の増収になると予測した。ノートPCは前月比横ばいかプラス成長を遂げると予想。スマホは大手PAメーカーの米スカイワークスがASUS支援を表明しており、部品の供給逼迫が解消される見通しで出荷台数110万台を見込む。タブレット端末は新製品がけん引して落ち込みから回復すると予想した。
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