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イノラックス、8月は15%増収


ニュース 電子 作成日:2014年9月10日_記事番号:T00052610

イノラックス、8月は15%増収

 液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)が9日発表した8月の連結売上高は381億8,000万台湾元(約1,350億円)で、前月比4.8%増、前年同月比15.5%増だった。出荷枚数は大型パネルが1,284万枚(前月比11.8%増)、中小型パネルが2,393万枚(15.6%減)だった。10日付経済日報が報じた。

 王志超イノラックス総経理は、今年の液晶パネル需要は予想以上で、ノートパソコン、モニター用が不足していると語った。液晶テレビ用も中国の国慶節(建国記念日、10月1日)連休や米国のクリスマス商戦開始日となるブラックフライデー(感謝祭翌日の金曜日、今年は11月28日)商機向けなどで在庫はなくなり供給不足に転じていると話した。ただ、生産能力を拡充していないことから、中小型パネルの生産ラインを大型パネルに振り分けており、8月は大型パネルの出荷が伸びた反面、中小型パネルは減少した。

 一方、友達光電(AUO)の8月連結売上高は355億800万元で前月比0.7%減、前年同月比4.4%減だった。出荷枚数は大型パネルが998万枚(前月比3.6%増)、中小型パネルが1,664万枚(0.7%増)だった。AUOも生産ラインはフル稼働で在庫がない状況だ。