ニュース 電子 作成日:2014年9月11日_記事番号:T00052633
11日付工商時報が中国メディアの報道を基に伝えたところによると、鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の富智康集団(FIHモバイル)が、通信回線網を他社から借りて通信サービスを行う仮想移動体通信事業者(MVNO)用事業免許を中国工業信息化部(工信部)から取得する見通しとなったもようだ。台湾系企業が中国で通信事業の免許を取得するのは初めてで、鴻海にとっては同事業での展開を拡大するとともに電子製品とインターネット、クラウドの融合を目指す「八屏一網一雲計画」をさらに前進させることになる。
中国メディア「中国通信網」は10日、工信部は今月中に、FIHを含む13社に第4弾となるMVNO免許の発給を行うとの観測を伝えた。
なお工商時報は、鴻海は中国に抱える約100万人の従業員に通信サービスを販売すれば、事業コストを低減できる他、中核事業にもプラス効果が期待できると指摘している。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722