ニュース 電子 作成日:2014年9月11日_記事番号:T00052637
市場調査会社のディスプレイサーチは、液晶パネル市場は需要期の後、第4四半期から来年第1四半期にかけて在庫調整期に入るが、第2四半期からは需要が回復し、2015年は今年同様、活況を呈すると予測した。11日付工商時報が報じた。
ディスプレイサーチの予測によると、15年の液晶ディスプレイ(TFT-LCD)とアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネルの生産能力は前年比6.8%増で、パネル需要は6.5%増だ。中国の新工場は当初生産が軌道に乗らず、AMOLEDパネルの新技術導入で生産量が減少することも見込み、来年の需給は均衡するとの見方だ。
ここ2年でモバイル端末や超高解像度4K2Kパネル需要が急増し、部品の規格が向上、使用量も増えている。来年は部品が供給不足となることも、パネル生産を阻む要因だ。パネルメーカーが13~14年に投資を縮小し、これに合わせ部品メーカーも生産能力を拡大しなかったこと、中国の部品メーカーの製品は品質と信頼性で劣ることが背景にある。
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