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作成日：2008年1月28日_記事番号：T00005264
永信薬品、ＥＤ治療薬市場に参入
製薬大手の永信薬品は、域内で約10億台湾元（33億円）規模と言われるＥＤ（勃起障害）治療薬市場への参入を表明した。現在市場はバイアグラ、シリアス、レビトラの上位３種類がシェアの大部分を占めるが、永信はシリアスの製薬会社である台湾礼来（イーライリリー台湾）と戦略的提携を結び、今後１年、大型薬局や病院でのシリアスの販売業務を担当するほか、中小型薬局や基礎診療所、部分的な医療業務も永信が行うとという。28日付工商時報が伝えた。
台湾礼来と永信は先ごろ、台湾礼来の事務所で正式に契約締結式を行った。永信の李芳全董事長は、他のＥＤ治療薬が即効性のものであるのに比べ、シリアスは効果が長く持続し、人間の生理に適した使用方法を提供でき、市場での成長が望めるとしている。
台湾礼来によると、シリアスの域内での年間売上高は約３億元で過去２年間この数値を維持しているという。
