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スマホ旗艦機種の発売相次ぐ、キャリアがユーザー獲得で流血戦【表】


ニュース 電子 作成日:2014年9月12日_記事番号:T00052658

スマホ旗艦機種の発売相次ぐ、キャリアがユーザー獲得で流血戦【表】

 台湾の通信業界では、「スマートフォン四天王」と呼ばれるアップル、サムスン電子、ソニーモバイルコミュニケーションズ(SOMC)、宏達国際電子(HTC)の4ブランドが今月末から10月初めにかけて新たな旗艦機種を発売する見通しとなる中、第4世代(4G)移動通信サービスを展開する通信キャリア4社は、端末販売業者への販売奨励金(インセンティブ)を2割引き上げる他、これら4ブランドの旗艦機種に対する購入補助金を他の機種に比べ20〜30%高く設定し、出血覚悟でユーザーの取り込みを図る方針だ。12日付工商時報が報じた。

 通信業界関係者によると、アップルがこのほど発表した「iPhone6」が台湾では今月26日から、サムスンの「ギャラクシーノート4」、ソニーの「Xperia(エクスペリア) Z3」、HTCの「HTC Eye」といった各社の新旗艦機種が間もなく発売されるとみられている。

 4Gキャリア4社の強力な販促キャンペーンにより、ある小売業者は、iPhone6の供給量が十分だった場合、同4機種の合計販売台数は年内に150万台に達し、同数の4Gユーザー増をキャリアにもたらすとの見方を示した。