ニュース 電子 作成日:2014年9月12日_記事番号:T00052662
液晶パネルとタッチパネル大手、勝華科技(ウィンテック)の中国・広東省東莞市の子会社、東莞万士達液晶顕示器と聯勝(中国)科技は9日、中秋節(旧暦8月15日、今年は9月8日)の手当や月餅(伝統菓子)などが減ったと不満を抱いた従業員のストライキが発生したが、仲介者のアドバイスで上層部が給与1~3割カットに同意し、11日午前に生産が全面再開した。一方、香港メディアによると、万士達は11日、ストライキ参加者以外も含め約300人を予告なしで解雇した。12日付経済日報などが報じた。
万士達は5日の労使協議で、業績低迷から中秋節の休日手当を100人民元(約1,700円)に減らすと提示した。不満を抱いた従業員数百人が9日午前にストライキを起こし、10日には聯勝科技も加わった。従業員の多くは、例年は手当700人民元と月餅、果物がもらえるのに今年は100人民元と、弁当に鶏肉とバナナが上乗せされただけだと話した。
報道によると、ストライキは当初の300人から数千人に拡大した。
万士達はアップルや小米科技(小米、シャオミ)などスマートフォン有名ブランドのディスプレイを製造しており、従業員は約8,000人。
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