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中小企業の13年輸出、18%減少


ニュース その他分野 作成日:2014年9月15日_記事番号:T00052672

中小企業の13年輸出、18%減少

 経済部が12日発表した中小企業白書によると、中小企業の2013年輸出額は1兆4,242億台湾元(約5兆円)で前年比18.53%減少した。世界金融危機の影響を受けた2009年以来のマイナス成長となった。13日付工商時報が報じた。

 全ての企業の輸出額に占める中小企業の割合は14.48%と前年の17.74%から縮小し、過去6年で最低だった。全ての企業の輸出額は9兆8,000億元で前年比0.15%減少したが、うち大企業の輸出額は8兆4,000億元で3.81%増加した。白書を編成した中華経済研究院(中経院、CIER)の魏聡哲研究員は、景気低迷の他、中小企業だった1,000社以上が昨年大企業になったためで、悲観する必要はないと指摘した。

 一方、中小企業は133万1,182社と過去最高で、全社の97.64%を占めた。中小企業の就業者数は858万8,000人で、全体の78.3%を占めた。