ニュース その他分野 作成日:2014年9月15日_記事番号:T00052675
中台の物品貿易協定締結に向けた第9回交渉が12日に終了したが、中国側が開放を要求する農産物や従来型産業分野で歩み寄りには至らないまま終了した。13日付経済日報が伝えた。
楊局長(右2)によると、中国側は中韓自由貿易協定(FTA)締結による台湾への衝撃を抑えると約束したという(12日=中央社)
経済部国際貿易局の楊珍妮局長は「双方とも前進したいという意欲は持っている」と述べたものの、中国側で開かれる第10回交渉の日程は決まらなかった。
楊局長は「中国側は会合で台湾の両岸協定監督条例の審議、農産物の輸入禁止、石材、衣料品、靴など従来型産業の市場開放について、しきりに関心を示した」と述べた。
台湾側には農民をはじめ、物品貿易協定に反対する世論が根強く、今回交渉が行われた宜蘭県内のホテル前にも抗議の群衆が詰め掛けた。今年11月に統一地方選も控える中、交渉の進展はますます困難な状況となりつつある。
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